ひきこもりの8050問題で悩まないように今すぐ親ができること3選

こんにちは。

 

《40代以上女性専門》あなたのひきこもりという悩みをチャンスに変えて、生きづらさを解消し、なりたい自分へと導いていくチェンジングカウンセラーの平井いずみです。

 

「8050問題」とは、80代の親が50代のひきこもりのこどもを抱える家庭で起きる問題のこと。さらにひきこもりの長期化・高齢化によって、新たに「9060問題」という表現まで出て来ています。

 

この状況では、わが子の長年にわたるひきこもりで、経済的・心理的負担が親子双方にのしかかり、親が年齢を重ねるとともに危機的状況に陥るケースが増えています。

 

そのため、変わらない現状が続くのであれば、少しでも早く家族全体の関係性や支援体制などを見直す必要があります。

 

ところが、親がわが子のひきこもり状態を受け入れられなかったり、世間体重視の「周囲に知られると恥ずかしい」という思いから、隠そうとしてしまいがち。

 

でも、解決への第一歩を踏み出すには、現状を受け入れ、行動することが不可欠です。

 

そこで今日は、「ひきこもりの8050問題で悩まないように今すぐ親ができること3選」というテーマでお伝えしていきます。あなたの心が少しでも軽くなりますように・・・

 

ひきこもりの8050問題で悩まないように今すぐ親ができること3選

私には息子の不登校・ひきこもりで悩み苦しんだ経験がありますが、その渦中の頃に本当に参考にさせて頂いていた『特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会』という団体があります。

 

その団体のHPに、2023年4月4日、以下のような記事がアップされています。

 

【参考】

・15歳~64歳の生産年齢人口において推計146万人、50人に1人がひきこもり状態であることがわかった。

「ひきこもり」全国推計146万人 50人に1人 内閣府調査を受けたKHJの見解  より一部抜粋

 

実は、日本の重要課題として「少子高齢化社会」について言及され始めてから時は過ぎ、すでに今では「超高齢少子化多死時代」を迎えていると言われるようになりました。

 

社会全体としての人口は減る一方。

 

その中で、出生率はいまだに回復せず低下し続け、来年2025年には『団塊の世代』が全て後期高齢者になる。

 

人口は明らかに減っているのに、ひきこもりの人数は増加の一途を辿っている現状の中で、8050問題が家庭に深刻な影響を及ぼす前に、少しでも早くできることを進めていく必要があります。

 

と言うのも、これは単に「ひきこもり」という問題だけではなく、親の高齢化や経済的なリスクとも深い関係があるからです。

 

それではここから、ひきこもりの8050問題で悩まないように、今すぐ親ができることを3つに分けてお伝えしていきます。

 

①親子間の主従関係をリセットする

まずは、これまでの親子の関係性がどうだったのか、じっくり振り返ってみて下さい。

 

実は、ひきこもりの背景に親子間のコミュニケーションの歪みが隠れていることは少なくありません。

 

特に親が過干渉すぎる場合、こどもが無気力になったり自分で考える力を失ったりして、自主性が損なわれてしまうケースが多くみられます。そして、こどもがひきこもり状態になっていく。

 

もちろん、私自身が過保護・過干渉な親でした(-_-;)

 

そうすることで、こども達を私の思う通りにコントロールしようとしてきたのです・・・

 

今振り返ると『母親』という役割に、私自身が縛られていたことがとても大きかったです。

 

『良い母親』でなければいけない。

 

そのためには、こどもに構って、どんどん手出し・口出しをしていくのが当たり前。

 

こんな価値観が、私の中で勝手に暴走していた感じで・・・

 

あなたはどうでしょうか?

 

もし、親子の間で主従関係が出来ているかもと感じたなら、ぜひあなたの中にある価値観を見直してみて下さい。

 

すると、私のように「良い母親でなければいけない」という考えが、強力に発動しているかも知れません。

 

その時には、『母親』という役割を少し見直していく必要があります。

 

そして、過干渉を少しずつ手放し、親子の主従関係をリセットしていくことが大切。

 

過干渉を減らすには、あなた自身がひきこもりのこどもに対する期待や、生活への管理などを見直してみて下さいね。

 

実は、親子で年齢を重ねていくと、その関係性が逆転してしまう可能性もあります。

 

そのため、そうなる前に親子関係を見直していく必要があるのです。

 

【参考記事】

私の子育てって過保護・過干渉?と悩んでいるあなたへ

 

②ひきこもりのこどもと対等な関係を築く

もし、あなたの子育てが、知らず知らずのうちに主従関係になっていたと気付いたら、次に意識することは『ひきこもりのこどもと対等な関係を築く』こと。

 

『親』として指示や命令をする立場ではなく、一人の人間としてこどもと向き合い、こどもの考えや意見を尊重することが大切です。

 

つい、私たち親は、良かれと思って一方的に答えを押し付けがちですね。そこをぐっとこらえて、こどもに任せてみることから始めてみて下さい。

 

「あなたは、どうしたい?」「あなたの考えを聞かせてね」などと、まずはひきこもりのこどもの考えや話を聴くことが大切です。

 

こどもって、本当に親をよく見ています。

 

それは、親が接し方を変えることが、ひきこもりのこどもにも良い影響を与える可能性が高いとも言えますね。

 

親であっても、こどもは別人格であることをしっかり意識しておくことは、対等な関係性を築くための重要なポイントです。

 

【参考記事】

子どもを黙って見守る方法

子どもを黙って見守ることに挑戦しているあなたへ

 

③ひきこもりのこどもの将来を見据えた準備をする

親が高齢化する中で重要なのは、親亡き後のひきこもりのこどもの現実的な生活設計です。それには、経済的な面と生活的な面の、2つの視点で考えていく必要があります。

 

私たちは、先に何があるか分からないから、不安になるのです。そこで、専門家に相談してみると見通しが立って、気持ちが楽になるかも知れません。

 

たとえば、経済面の整理であれば、ファイナンシャルプランナーに相談してみるなどが考えられます。

 

もっと先まで考えるなら、ひきこもりのこどもと他のきょうだいが揉めないためにも、遺言書の作成を検討したり、家族信託を通じて財産管理を整えておくと安心ですね。

 

また、ひきこもり本人の自立に向けて、簡単な家事を手伝って貰うなど、少しずつでいいので「生きていく術」を身につけていくことを目指しましょう。

 

特に料理作りはおすすめ!共同作業をする中で、親子の関係性を改善しやすくなっていくからです。

 

また、ひきこもりのこどもに少しずつエネルギーが貯まってきたら、自治体の福祉窓口に相談したり、ボランティアなどへの参加も考えられますね。

 

本人のやりたいことがあれば、ぜひそれを応援していきましょう。

 

【参考記事】

ひきこもりのこどもに親亡き後の不安がある方へ

 

まとめ

いかがでしょうか?今日は、「ひきこもりの8050問題で悩まないように今すぐ親ができること3選」というテーマでお伝えしてきました。

 

親自身が「こどものひきこもり状態」をちゃんと受け入れることで、具体的な解決策を模索する余裕が生まれます。

 

そのためにも、ひきこもりのこどもを何とか動かそうとする考えを手放して、自分に焦点を当てていきましょう。

 

焦らずに、試行錯誤を繰り返しながらで大丈夫(*^^*)

 

だって、どんなひきこもりにも対応可能な共通のマニュアルなどは、無いのです。

 

だからこそ、色んなことを試しながら、自分達親子にとっての最適な対応策を見付けていく必要があるのです。

 

そのために過去の「できなかったこと」に囚われるのではなく、あなたが未来に向けて「これからできること」に目を向けて行動しながら、良い流れをつかんでいってくださいね(*^^*)

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー®
~ひきこもりという悩みや生き辛さをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

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