『なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか?』を読んで思うこと

 

こんにちは。

 

《40代、50代女性専門》

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導いていく

チェンジングカウンセラー®の平井いずみです。

 

今日は、私からあなたへおすすめの本を1冊ご紹介したいと思います。

 

この本は、脳性まひ当事者として育った熊谷普一郎氏と、

同時代に障害児の父親となった山田真氏の対談を含め、

(両氏は、ともに小児科医でもあります)

さまざまな立場の方たちの、

コラムやエッセイ・連載などで構成されています。

 

あなたが思い浮かべる本とは、ちょっと違っているかも知れませんね。

 

でも、色んな視点から親子関係が書かれているため、

そこに私はこの本の『興味深さ』があるのだと感じます。

 

このタイトルを読んだときに、あなたはどう感じたでしょうか?

 

まず、タイトルそのものが、

親が子どもに対して「正しさ」を押しつけてしまうことを前提としてしています。

 

これは、本当に強烈><

 

そしてその前提のとおり、

私自身、まさに子どもとしての立場で苦しかったことと同時に、

親の立場で我が子に対してやってきた自分を振り返り、

何だかとても胸がざわざわしながら読みました。

 

もしあなたがこのタイトルにドキッとしたとしたら、

あなたもきっとこの本から、

多くの気付きを得られるのではないかと感じます。

 

そこで今日は、

『なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか?』

という本についてご紹介していきます。

 

 

この本に書かれている内容とは

 

この本に書かれている内容は、

『こどもの歩みに、親はどうかかわるか

   ー導くもの・導かれるものだった立場から』

というテーマで、

山田氏と熊谷氏の異世代対談がメインとなって進んでいきます。

 

ただ、両氏には

「障害をもつ子の親」と「障害をもつこども」としての背景があるため、

どこか違う世界の『他人事』のように思えてしまうかも知れません。

 

でも読み進めていくうちに、

不思議と自分自身と向き合う時間になっていきます。

 

対談内容の見出しは、

1 親子の出会いと向き合い方

『コラム①』親がしてくれたことで、「これはよかった」と思うことは?(熊谷氏回答)

2 「お母さん」はどうふるまうか

3 「大人のまなざし」でこどもを分断しないために

『コラム②』「母の出番」「父の出番」があるとしたら、どんなとき?(山田氏回答)

4 こどもの学校や進路を選ぶとき

5 親や周囲が「よかれ」と思うことをする前に

 

この後、さらに

『コラム③』普通学級で過ごしたなかで、いちばんの思い出は?(熊谷氏回答)

『対談のあとで①』まずは「スタンスのちがい」を認めあうことから(熊谷氏回答)

『対談のあとで②』母の望む人生を歩んだ私が、子育てで心がけたこと(山田氏回答)

『解説』親の「よかれ」を考え直すヒントに(心理カウンセラー 内田良子氏)

 

と、続きます。

 

この見出しを見ただけでも、

私にとっては気になるワードが、あちこちに出て来ました。

 

あなたにとってはどうでしょうか?

 

実は熊谷氏は、『はじめに』の中で、

こんなメッセージを投げかけています。

 

こども時代を振り返る。

これはとても大事なプロセスです。

 

だれもがこども時代を過ごしてきたはずなのに、いつしかこどものときの視点や気持ちを忘れ、大人としての自分の「正しさ」しか見えなくなってしまうからです。

しかも、親になると、その「正しさ」をこどもに押しつけようとしてしまいがちです。

そこには「正しく」育てなければいけないという社会から親、とくに母親に対して向けられるプレッシャーがあるのはもちろんですが、こどもによりよく生きてほしいという親としてのぬきさしならぬ「愛情」があるからではないでしょうか。

【出典:なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか? 12~13ページから抜粋】(熊谷普一郎氏)

 

母親に対する社会からの激しいプレッシャー!

 

確かにあります!

 

私も、追い詰められていました><

 

でも、それだけではなく、

「我が子が大切」という想いがあるのではないかという問いかけ。

 

脳性まひのため、長い間

壮絶なリハビリを受けさせられてきた熊谷氏の幼少期からの体験は、

本当に凄まじいものがあり、言葉を失うほどの衝撃を受けました。

 

そんな中で「加害者であると同時に被害者でもあった母」

という視点に行き着き

親に対して「ありがとう」といえるようになったプロセスが、

分かりやすく描かれています。

 

出来事だけに囚われているところから、

その背景を読み解く視点に立てるようになることで、

ものの見方が一気に逆転することを教えてくれています。

 

また、対談後に解説をしている内田良子氏が、後半に

『笑顔で過ごす不登校 

   ー見守りと支えの心がまえ

 安心してこもれるプライベート空間を』

というテーマで書かれている内容も、とても共感出来ました。

 

新型コロナウィルス感染症によって、激変した今の社会。

 

それと関連付けて、大切なことを伝えてくれています。

 

 昼夜逆転は、狭い住宅を昼と夜とに住み分け、顔をあわせて衝突しない知恵です。部屋に閉じこもり、食事をともにしないのは、ソーシャルディスタンス、社会的距離の確保です。

 いずれも言葉と家庭内暴力で傷つけあわないために、あみだされた知恵です。ちがいを認めて同じ屋根の下で暮らすために、立場の弱いこどもの側が構築した自衛策です。

【出典:なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか? 168ページから抜粋】(心理カウンセラー:内田良子氏)

 

同じ出来事でも、見方によってはこんなにポジティブになる。

 

まるで、魔法のようではありませんか?

 

 

『なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか?』を読んで思うこと

 

私たちが親になるとき。

 

それは、ほとんどの場合

「親としてどうあるべきか」などの学びを特にすることもなく、

ある日突然やってきます。

 

私自身もそうでした。

 

なので、意識している訳ではなくても

『自分がかつて育てられたように』子育てをしているケースが

多いのではないでしょうか。

 

というのも、それしか私たちは知らないからですね。

 

時には「子育て講座」などで良い話を聞いても

あまり実践せず・・・(;’∀’)

 

私は、こんな感じで子育てをしてきました。

 

そして「これで大丈夫だ」と、妙な自信を持っていましたね><

 

でも、その自信がガラガラと音を立てて崩れ落ちたのは、

息子が高校1年生で不登校になってから。

 

「何が悪かったんだろう・・・」

「どうしてこうなったんだろう・・・」と、毎日自分を責める日々が続きました。

 

そして、私自身の持つ「正しさ」を、

子ども達に押し付けていたことに気付いたのは

少しずつ自分を取り戻し、学び始めたことがきっかけでした。

 

不登校から5年以上ひきこもり状態になっていた息子と、

私の「正しさ」「ふつう」「常識」などは、

同じこともあれば、ちがうこともあったのです。

 

『私の子だから全部私と同じはず』という無意識の思い込みが、

私の中にはありました。

 

だから、それを押し付けていたのです><

 

それに気付いて修正していったことで、我が家の親子関係は好転!

 

あなたは、どうでしょうか?

 

お子さんに、自分の「正しさ」を押し付けていませんか?

 

もしかしたら、自分を責めてはいませんか?

 

そんなあなたに、これを読んで欲しいです。

 親と子は異なった時代、異なった身体を生きています。ですから、親が自分にとって理想だと思う物語が、こどもが生きる時代にあわない、こどもの身体にはあわないということが容易に起こります。とくに時代状況は近年変化のスピードがものすごく早くなり、そこに追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの流行があり、より急変しています。その最中では、もはや親の物語がこどもにあわないのは当然で、物語の衝突が起き、親と子は異なった物語を生きざるをえなくなっています。

 これは言葉で、理屈でわかったとしても、親子の緊張関係のなかにあると見失ってしまいがちです。自分の理想や正しさをこどもに押しつけている、そのことに気づく、自分におとしこむには親一人の考えでは難しいでしょう。ですから、たとえば同じ立場の親同士で言葉を交わしあい、分かちあうことができるといいのかもしれません。

【出典:なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか? 21ページから抜粋】(熊谷普一郎氏)

 

そうです!

 

親と子は異なった時代、異なった身体を生きているんだから、

私たち親が、時代の変化に合わせて

柔軟に自分自身の価値観を変えていけばいいのです。

 

そして、不要になった価値観を手放していくことで、

きっとあなたも楽になっていけるはずです(*^^*)

 

いかがでしょうか?

 

今日は、

『なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか?』という本をご紹介してきました。

 

実は、この本は、(株)ジャパンマシニスト社が発行している

『〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉128』です。

 

「それって、どういうこと?なに?」って思いますよね?

 

この本の中に、その答えが書いてあるので改めてご紹介します。

 

 ぼくたちの価値観というものが、いつごろどんなふうにできあがったのか調べるのが好きです。世の中には数え切れないほど沢山沢山、差別があって、「こいつはどうにかならないか」と考えていて、そうするとどうもぼくらの持つ価値観が差別に大きく関係しているのを痛感するからです。たとえば「大きいことはいいことだ」という価値観が女性差別、人種差別、障害者差別などに関係アリと思います。

 一寸法師は小さいおかげでお姫さまを救ったのに、そのとたん大きくなって、これは「小さいこと」へ感謝しない裏切り行為ですね。

 もっと「小さいこと」や「弱いこと」の利点を見つめたほうがいいと、ぼくたちはずっと〈ち・お〉を作ってきました。〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉にこめられているのは価値観を見直そうという呼びかけです。

【出典:なぜ、親は「正しさ」を押しつけてしまうのか? 122ページから抜粋】(山田真氏)

 

〈ちいさい・おおきい・よわい・つよい〉って、

ほんとうに、どちらかと言うとネガティブなイメージが強いですね。

 

でも、そこに疑問を持ったのは、まさに発想の転換です。

 

だからこそ、そこに潜んでいる差別に気付いたということ。

 

自分の価値観が、場合によっては

無意識に差別を生み出してしまう可能性がある。

 

これをしっかり私たちは、意識しておく必要があります。

 

あなたが1日も早く、

自分を大事に出来ないという悩みから

解放されることを願っています。

 

いつでも私は、あなたを応援しています♪

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

~あなたが、自分を大事に出来なくて苦しんでいるなら『チェンジング・カウンセリング』がお役に立てると思います~

 

 

この記事を書いた人

『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみ
『カウンセリングルーム いっぽ』代表 平井いずみチェンジングカウンセラー
~ひきこもりという悩みをチャンスに変えてなりたい自分へと導いていく~
《40代、50代女性専門》チェンジングカウンセラーの平井いずみです。

現在、鹿児島県在住。インターネットを中心に活動していますが、時々屋久島に出没します。

ひきこもりという悩みをチャンスに変えて、なりたい自分へと導くチェンジング・カウンセリング®

「女性としての役割」や「女らしさ」に囚われ、
「こうしなきゃ!」と自分を追い詰めて苦しんでいる
40代・50代女性のあなたへ

あなたのひきこもりという悩みは、お子さんやご家族がひきこもっているからでしょうか?それとも、ご自身がひきこもっているということでしょうか?

ひきこもりという悩みから抜け出すには、どちらの場合においても、まず自分自身が自由になることが必要です。そのために大切な視点が「女性としての役割」や「女らしさ」への囚われ。それが「こうしなきゃ!」と、自分で自分を追い詰めてしまうことに繋がっているからです。

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